2010年02月23日
アレルギーに対する新月堂の対応
食品アレルギー”最初の頃はそれほど重要な事とは正直思っていませんでした
僕が子供の頃にはそんな言葉を聞いた事もありませんでしたし
別世界の話しなのかと思っていた節がありました
真剣に考えるようになったきっかけは、我が家の長女が食品アレルギーで苦しんだ
出来事からでした、ある日学校から帰宅した長女が喉がイガイガして苦しいと訴えたのです
その日に食べた給食の中に”くるみ”が入った物がありそれが原因であることが病院で調べて
わかったのです、それが悪化した場合には呼吸困難になり悪ければ死に直結すると聞いて
その恐ろしさを知ったのです。

この5品は表示義務が厳しく定められているものです。
小麦と卵と乳、この3つはお菓子を作る上でかなりの比重を占めていますので気をつけるように
しています。それと同時にアレルギーのある子どもさんにも安心して美味しく食べられるお菓子を
考えてますし、実際に今でも店頭に卵を使わないクッキーや、小麦粉の代わりに米粉を使うなどの
工夫もしています。
最近では誕生日にケーキを食べさせてあげたいという依頼も多く、その方の状況にあわせたケーキ
を作ったりもしています。何よりも子供さんがケーキを食べて笑顔になってくれたら職人冥利につき
るでしょ?細かな対応ができるのも個人店ならではの魅力だと自負しています
一つだけ困るのが、今日とか明日に作って欲しいと言われてしまうこと・・・
特別なケーキですから他のものと区別して作らないとなりません、ですから急にはできない事を
ご理解して欲しいのです。できれば1週間ほど前には注文をしていただけると
リクエストにほぼ近いケーキを提供できます。
多くの方にお菓子を食べて笑顔になっていただきたい。これが新月堂職人の願いです

Posted by シン at 21:54│Comments(0)
│お菓子作りのヒント
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